家づくりの担当者を見極めるポイント【社長コラムVol.10】
- 平松
- 6月16日
- 読了時間: 4分
更新日:7 日前
家づくりは、お客様と工務店が二人三脚で進める、まさに共同作業です。この大切なプロセスにおいて、工務店の「人」、特に担当者の存在は、家づくりの成功を左右すると言っても過言ではありません。
どんなに素晴らしいデザインや高性能な技術があっても、コミュニケーションがうまくいかなければ、理想の家づくりは難しくなります。では、どのようなポイントで担当者を見極めれば良いのでしょうか。
1. 「話しやすさ」と「相性」を重視する
まず、最も基本的なことですが、「話しやすいかどうか」は非常に重要です。家づくりは、細かい要望から漠然としたイメージまで、たくさんのことを伝えていく必要があります。担当者と気軽に何でも話せる関係性が築けるかどうかは、ストレスなく家づくりを進める上で不可欠です。
初回相談の際などに、いくつか質問を投げかけてみてください。返答の仕方や、あなたの話に耳を傾けてくれる姿勢などから、相性を測ることができます。フィーリングが合う担当者であれば、些細な疑問や不安も相談しやすくなるでしょう。
2. 専門知識と提案力があるか
家づくりに関する専門知識はもちろんのこと、あなたのライフスタイルや予算に合わせた具体的な提案ができるかどうかも重要なポイントです。
「この間取りだと、将来的にどうなりますか?」
「予算内で、快適性を高めるにはどうすれば良いですか?」
「この素材のメリット・デメリットは何ですか?」
といった質問に対し、的確で分かりやすい説明をしてくれるか、また、あなたの要望のさらに一歩先を行くようなアイデアを出してくれるかを見極めましょう。表面的な知識だけでなく、あなたの「こうしたい」を具体化する引き出しの多さが、良い担当者の証です。
3. 「親身さ」と「寄り添う姿勢」を感じるか
家づくりは、お客様にとって大きな決断であり、時には不安や迷いも生じます。そんな時、お客様の立場に立って、親身に相談に乗ってくれるかどうかは、担当者の真摯さを測るバロメーターです。
契約を急がせたり、強引な態度を取ったりする担当者は避けるべきです。あなたのペースを尊重し、時間をかけて丁寧に説明してくれるか、疑問点には何度でも応じてくれるかを確認しましょう。安心して任せられる「良きパートナー」であるかを見極めることが大切です。
4. レスポンスの速さと正確性
家づくりは、様々な決定事項が連続します。疑問や変更点が生じた際に、担当者からの連絡が迅速かつ正確であるかも、見極めるポイントです。
返信が遅い、質問に対する回答が曖昧、といった状況が続くと、家づくり全体の進行に支障をきたすだけでなく、信頼関係も揺らいでしまいます。試行期間として、メールや電話でのやり取りのスピード感や内容の正確さをチェックしてみましょう。
UNICO STYLEは「営業」がいない家づくり
最後に、私たちUNICO STYLEの取り組みについてお伝えさせてください。
一般的な工務店では、お客様との初回対応から契約、そして設計・施工へと引き継ぐ「営業担当者」がいることが多いです。しかし、UNICO STYLEでは、「営業」という職種の担当者を置いていません。
お客様との出会いの段階から、設計の専門家が直接対応させていただきます。これにより、お客様の漠然としたイメージや要望を、建築のプロが直接ヒアリングし、初期段階から具体的なプランニングへとスムーズに落とし込むことが可能です。
また、私たちは社員全員が「契約したいがためにお客様を急かすことだけはしない」という共通認識を強く持っています。お客様のペースを何よりも尊重し、不安なく、納得のいく家づくりを進めていただくことが、私たちにとっての最優先事項です。営業トークに終始することなく、最初から最後まで、家づくりの本質である「設計」と「品質」に集中したコミュニケーションができることが、私たちUNICO STYLEの強みです。
家づくりは一生に一度の大きなプロジェクトです。ぜひ、これらのポイントを参考に、ご家族にとって最高のパートナーとなる担当者を見つけてください。私たちUNICO STYLEも、お客様の家づくりを全力でサポートいたします。