top of page

家の形をシンプルにして200万円コストダウンする方法

住宅価格の高騰が続く「新築氷河期」。予算内で理想を叶えるには、設備のグレードを下げるよりも前に、まず「家の形」を見直すことが最も効果的です。

実は、間取りや家の外形を整えるだけで、施工面積を削ることなく200万円以上のコストダウンが可能です。その具体的なコツを、設計のプロの視点で解説します。


1. 究極のコストダウンは「総二階(そうにかい)」

最もコストを抑えられる形状、それは「1階と2階の面積がほぼ同じ、凹凸のない箱型の家(総二階)」です。


なぜ200万円も変わるのか?


  • 基礎と屋根の面積が最小限になる: 家の形が凸凹していると、その分、基礎の長さや屋根の面積が増えます。シンプルな四角形に整えるだけで、これら高額な工程の材料費と人件費を大幅にカットできます。

  • 外壁の面積が減る: 複雑な形状の家は外壁の面積が増えます。同じ30坪の家でも、四角い家と凸凹した家では外壁材の量に「数十万円」の差が出ることも珍しくありません。

  • 構造が安定し、補強費が浮く: 形がシンプルだと耐震性が高まりやすく、複雑な補強計算や特別な部材が不要になります。


2. 「屋根」の形をシンプルにする

屋根の形状もコストに直結します。おすすめは「片流れ(かたながれ)」や「切妻(きりづま)」といったシンプルな形です。


  • 雨漏りリスクとメンテナンス費の軽減

     屋根の「谷」や「つなぎ目」が多いほど、雨漏りのリスクが高まり、将来の修繕費もかさみます。シンプルな屋根は、初期費用だけでなく、住んでからの「維持費」も200万円単位で変えていくことになります。


3. 「廊下」と「壁」を減らす間取りの工夫

家の内部でも、形をシンプルにすることでコストを削れます。


  • 廊下ゼロ設計: 廊下を作るには「壁・ドア・照明・内装材」が必要です。廊下をなくしてLDKを広く取る設計にすれば、坪数を2〜3坪減らしても(=約150〜200万円の削減)、生活空間の広さは変わりません。

  • 「扉」をなくす選択: 全ての部屋に扉をつけるのではなく、収納やパントリー、子供部屋の入り口などを「オープン」にする、あるいはロールスクリーンで代用するだけで、1箇所数万円、家全体では数十万円の節約になります。


4. 堺市の「補助金」と組み合わせる2026年の戦略


家の形をシンプルにして浮いた予算を、「断熱性能」に投資するのが2026年の賢い戦い方です。

  • 「みらいエコ住宅2026事業」の活用: シンプルな形状でコストを抑えつつ、その分を高性能な断熱材やサッシに回すことで、国から最大110万円(GX志向型住宅の場合)の補助金を受けられる可能性があります。

  • 堺市独自の支援: 堺市では「スマートハウス化支援」など、太陽光発電や蓄電池への補助(最大約10万円〜)も継続されています。


まとめ:シンプルな形こそ、豊かさへの近道


「シンプルな家は安っぽい」と思われがちですが、実はその逆です。余計な凹凸を削ぎ落としたデザインは、飽きが来ず、メンテナンス性にも優れた「真の贅沢」と言えます。

新築氷河期という逆風の中でも、設計の工夫一つで、200万円の壁は越えられます。

関連記事

【2026年最新】狭小住宅のトレンド予測!堺市で後悔しない家づくりのスケジュールと予算の立て方|

2026年が幕を開け、「今年こそは理想のマイホームを」と気持ちを新たにされている方も多いのではないでしょうか。特に都市部での家づくりにおいて、避けて通れないのが「限られた敷地(狭小地)」での計画です。 「狭小住宅だと、理想のデザインは諦めなきゃいけない?」 「建築費が高騰している今、予算内でどれだけのことができる?」 そんな不安を抱えている方へ向けて、建築のプロの視点から 2026年の狭小住宅トレ

 
 

​あなただけの特別な家づくり

株式会社Re-Life
〒599-8248
​大阪府堺市中区深井畑山町205-3

Tel.

bottom of page