「あそこの隙間、どう掃除するの?」狭小住宅の"掃除しづらい場所"5選。10年後に後悔しないためのメンテナンスフリー設計
- STYLE UNICO
- 1月22日
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更新日:6 日前
「狭いけれどおしゃれで開放的な家」は憧れですが、実際に住み始めてから主婦を悩ませるのが「掃除の手が届かない場所」の問題です。
狭小住宅は空間を有効活用するために、設計が複雑になりがち。入居時は綺麗でも、数年経つと「あそこの埃、どうにかしたいけどどうにもできない…」というストレスが蓄積していきます。
今回は、10年、20年経っても「綺麗なまま」を保つために、計画段階で絶対に潰しておくべき狭小住宅の「掃除・メンテの詰みポイント」を解説します。
1. 吹き抜けの「高窓」と「シーリングファン」の埃問題
開放感のために作った吹き抜け。しかし、数年後に見上げると、高窓のサンやシーリングファンの羽に分厚い埃が……。
詰みポイント: 普通の脚立では届かず、業者に頼むと数万円の費用がかかることも。
UNICO STYLEの解決策: 2階のキャットウォーク(点検用通路)をデザインの一部として組み込むか、伸縮ワイパーで届く範囲に窓を配置する「メンテナンス動線」を事前に計算します。
2. 階段下の「謎の三角スペース」
収納として活用しがちな階段下の奥。しかし、天井が低くなる一番奥の角は、掃除機のヘッドが入らず、いつの間にか「開かずの間」になりがちです。
詰みポイント: 奥の埃が湿気を吸い、カビの原因や害虫の住処になるリスク。
UNICO STYLEの解決策: 「奥まで収納」にこだわらず、あえてキャスター付きのワゴンを併用したり、床をフラットに繋げてお掃除ロボットが旋回できる半径を確保します。
3. 「家具と壁の数センチ」が生むストレス
狭小地に合わせて既製品の家具を置くと、壁との間に絶妙な「5cmの隙間」ができがちです。
詰みポイント: 子供のおもちゃが入り込み、埃が溜まり、しかも手が入らない。
UNICO STYLEの解決策: 隙間を作らない「造作家具」の提案。壁と家具を一体化させることで、掃除すべき面を減らし、視覚的にもスッキリと見せます。
4. トイレの「裏側」と床の継ぎ目
狭小住宅ではトイレも最小限の面積にすることが多いですが、便器と壁の隙間が狭すぎると、床を拭くときに肩が壁に当たり、奥まで手が届きません。
詰みポイント: 尿ハネや埃が裏側に溜まり、嫌なニオイの元に。
UNICO STYLEの解決策: 浮かせたタイプの「壁掛け便器」や、床との接地面が少ないスッキリしたフォルムを選択。掃除のしやすさを「広さ」以上に優先します。
5. 【最大のリスク】隣家との隙間にある「給湯器と室外機」
室内ではありませんが、主婦が10年後に一番絶望するのがここです。
詰みポイント: 土地いっぱいに建てすぎて、隣家との隙間が30cm。10年後に給湯器が壊れた際、「作業員が入れないので交換できません。足場を組む(または隣の塀を壊す)必要があります」と言われるケース。
UNICO STYLEの解決策: メンテナンス時に人が横歩きできるスペースを計算するか、将来の機器交換を見越して、あえて道路側に設備を集約させるなどの「逆算の配置計画」を行います。
【まとめ】「掃除がラク」は、暮らしのゆとりに直結する
狭小住宅における「豊かな暮らし」とは、単に面積が広いことではなく、「日々のお手入れに追われないこと」だと私たちは考えます。住み始めてからの10年、20年。主婦の皆さんが「あそこを掃除しなきゃ…」という小さなストレスから解放される家づくり。
UNICO STYLEでは、図面上の美しさだけでなく、雑巾を持った時の動きまで想像したご提案をしています。「メンテナンスって具体的にどうすればいいの?」と気になった方は、ぜひ一度、私たちの設計士にお尋ねください。裏話も含めて、リアルな解決策をお話しします。




