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家づくりの前に家族で話し合うべき3つのこと【社長コラムVol.18】

  • 平松
  • 2025年8月18日
  • 読了時間: 5分

家づくりは、人生で最も大きな買い物の一つです。しかし、いざ計画が始まると、間取り、デザイン、予算など、決めるべきことがあまりにも多く、ご夫婦やご家族の間で意見の食い違いが生じ、何が一番大切だったか見失ってしまうことも少なくありません。


特に、初回打ち合わせでは、ご主人は家の性能や耐震性にこだわり、奥様は間取りやデザイン、使いやすさにこだわるなど、それぞれの「譲れないポイント」が違うことはよくあることです。この違いは、家づくりで重視するべき点が異なるため、結果として選ぶべき工務店やハウスメーカーも大きく変わってきます。


家づくりの成功は、実は、着工前の「話し合い」で9割が決まると言っても過言ではありません。後悔のない理想の住まいを実現するために、ご家族でじっくりと話し合うべき「3つのこと」をご紹介します。


1.「今の暮らし」と「未来の暮らし」を語り合う


まずは、現在の生活を振り返り、これから先の暮らしを具体的に想像してみましょう。漠然とした理想ではなく、日々の行動や習慣に目を向けるのがポイントです。


(1)現在の暮らしで「困っていること」を洗い出す


今の住まいで不便に感じていること、不満に思っていることを、ご家族全員で正直に書き出してみましょう。


  • 家事動線:「洗濯物を干す場所が遠い」「料理中に子どもに目が届かない」

  • 収納:「物が多くて片付かない」「収納スペースが足りない」

  • 生活スタイル:「朝、洗面所が混雑する」「ゴミ出しが面倒」


こうした不満を解消することが、新しい家づくりの第一目標となります。


(2)10年後の「理想の暮らし」を想像する


家は、建ててから何十年と住み続けるものです。お子さんの成長や、働き方の変化、定年後の暮らしなど、未来のライフスタイルを具体的に想像してみましょう。


  • 子育て:「子どもがリビングで勉強できるようにしたい」「成長したら個室が必要になる」

  • 趣味:「定年後にガーデニングを楽しみたい」「夫婦共通の趣味の部屋がほしい」

  • 働き方:「リモートワークができる書斎がほしい」「オンライン会議ができる個室が必要」


未来の暮らしを見据えることで、今だけでなく、将来も快適に暮らせる家づくりのヒントが見つかります。


2.「こだわり」と「妥協」のバランスを決める


家づくりには、無限の選択肢があります。すべてを叶えようとすると予算は膨らむばかりです。そこで、ご家族で話し合い、何にこだわり、何を妥協するかを明確にすることが重要です。


  • 絶対に譲れないこと(マスト) ご家族全員にとって、これだけは絶対に譲れないというポイントを書き出します。家の性能、立地、間取りなど、根本に関わる部分がこれに当たります。

  • できれば叶えたいこと(ウォント) 予算や状況次第で叶えたいことを書き出します。これらは、もし予算が厳しくなった場合に調整する対象となります。

  • 妥協できること(マイト) ここを明確にしておくことで、家づくりの予算をコントロールしやすくなります。


特に、「家の性能」は工務店が「当たり前に提供すべき」ことと私たちは考えています。どんなにおしゃれな家も、寒かったり暑かったり、地震の心配があっては、心から安らぐことはできません。だからこそ、高気密・高断熱・高耐震は、家づくりのベースとして私たちが責任を持ってクリアしておくべき最低条件なのです。


お客様には、安心してこれらの性能を私たちに任せていただき、その上で、ご家族の暮らし方や価値観に直結する部分に集中して優先順位を決めていただきたいと考えています。


3.「総予算」と「価値観」を共有する


家づくりの失敗で最も多いのが、予算オーバーです。予算の上限を決めるだけでなく、何に価値を見出して、どのようにお金をかけるかを話し合うことが大切です。


(1)「総予算」を明確にする


家づくりにかかる費用は、土地代と建物代だけではありません。登記費用、住宅ローン手数料、税金、引っ越し代など、様々な諸費用が発生します。これらの全てを含めた総予算の上限をご家族で話し合い、明確にしておきましょう。


  • 土地費用:土地代、不動産仲介手数料、登記費用、不動産取得税など

  • 建物費用:建物本体費用、設計費用、付帯工事費(外構、地盤改良など)

  • その他費用:住宅ローン手数料、火災保険料、引っ越し費用、仮住まい費用など


(2)「価値観」を共有する


同じ予算でも、どこにお金をかけるかはご家族の価値観によって変わります。


  • 「立地重視」:多少建物にお金をかけられなくても、通勤や生活の利便性を最優先したい。

  • 「デザイン重視」:間取りはシンプルでも、デザイン性の高い家で満足したい。


このように、ご家族の価値観を共有しておくことで、予算配分に一貫性が生まれ、後悔のない選択ができるでしょう。


まとめ


家づくりは、ご家族の「これから」をかたちにする、かけがえのない時間です。

今回ご紹介した3つのことをご家族で話し合うのは、時間と労力がかかるかもしれません。しかし、この話し合いの時間が、ご家族の絆を深め、何十年先も「この家を建ててよかった」と心から思える住まいづくりに繋がります。


私たちは、お客様の「理想の暮らし」をしっかりとヒアリングし、ご家族に寄り添った家づくりのお手伝いをさせていただきます。どうぞ、お気軽にご相談ください。

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